ボーイスカウト隊とは?

 ボーイスカウト隊は、小学校5年生の9月から中学校3年生までの少年少女を対象としたプログラムです。

 この部門の最大のねらいは、少年少女たちの社会人としての資質を向上させられるように、「自発性」を高め、自分たちでものごとを決め、そこから一人ひとりが果たすべき責任を受け入れ、それによって自分たちでさまざまな活動をしていくという機会をできる限り多く与えていくことにあります。

 

そのためにボーイスカウト隊では、6~8人程度の小さなグループ(班)を編成し、その中から選ばれた班長を中心に活動していきます。スカウトたちは、ハイキングやキャンピングといった野外活動や地域社会での奉仕活動などを自分たちで計画し展開していきます。

 

この班という仲間の集団に参加するということは、主体的に積極的に関わることを促すことになります。そして何よりも誰からも強制されるものでない参加が必要です。そこでスカウトとしての活動は、自発的な約束である「ちかい」をたてることから始まります。「ちかい」をたてることはボーイスカウト活動の入り口です。

 

 自発的、民主的な班の活動を進めていくスカウトたちが、それぞれのに責任を果たすのに必要な知識、技能、あるいは心構えといったものを獲得できるように「初級」

「2級」「1級」「菊」といった進級章が段階的に用意されています。

 そして活動の中で沸き上がっていくいくスカウトたちの新しい興味に応えるために「ターゲットバッジ」・「マスターバッジ」という、幅広い分野で活動を行うことで取得できるバッジも用意されています。

 

 また、このようなボーイスカウトの活動をスカウト自身が進めていけるように、「スカウトハンドブック」をはじめとするさまざまな道具やヒントが用意されており、スカウティングの主役であるスカウトたちが「楽しくて、やりがいのある活動」を展開していけるようになっています。

 

 そしてスカウトたちが活動を進めていく中で、自分の活動をより楽しくする方法を見出せるように仕組まれています。大切なことは、スカウトが自分たちの知識や技能を伸ばす、つまり成長することによって、より多くのことに挑戦できるようになるということに気づいていくことです。そこで「行うことによって学ぶ」というスカウティングで使われる学習のスタイルが重視され活用されます。

 

 ボーイスカウト部門では、より「大人」へと近づく思春期にあるスカウトたちが、自らの成長に主体的に関われるように、この年代にふさわしい形で「活動の目標」が設定されています。

 

 以上のような特徴は、世界スカウト憲章に示されている「スカウト教育法(スカウトメソッド)」をこの年代の青少年に合うようにしたものです。

 

活動の目標

 ボーイスカウト自身の活動の目標は、次のことにおく。

  ○神(仏)をうやまい、自分のつとめを行う。

  ○野外活動により大自然を知る。

  ○班および隊の活動を通して、自分の役割と責務を果たすことを学ぶ。

  ○人生に有用な知識と技術を習得する。

  ○自ら考え、判断し、決断する力を養う。

  ○自分の特性と長所に目覚め、創造力を伸ばす。

  ○健康の増進につとめ、身体を強健にする。

  ○好奇心と冒険心を満足する活動を行う。

  ○リーダーシップを身につける。

  ○他の人々に役立つ奉仕活動をする。

  ○フェアプレーの精神と正義感を養う。

  ○愛と感謝する心を養う。